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【書評】 完読される文章の書き方が分かる「新しい文書力の教室」

文章を書いている時に

「何か読みづらいな」

「読者に伝わる表現かな」と思うことありませんか?

この本を読むと

なぜ文章が読みづらいか理由を知ることがでます。

私はブログを始めるまで文章を書くということをしてきませんでした。

ブログを書いていくにつれてどのブロガーさんや本でも共通して言われていることは

「読者目線で記事を書く」ということです。

これを聞いて私も納得し、この文章は読みやすいかな?とか
伝えたいこと伝わっているかな?と考えながら書くようになりました。

しかし、私が読者目線で文章を書いているとこの部分がなんとなく読みにくいなと感じたとしても、

なぜ読みにくいかという理由がわからないことがありました。

この本は、なぜ読みにくいのかを77個のテクニックと詳しい具体例をもとに、改善方法を示してくれます。

私はこの本を読み終わりましたが、
文章がおかしいと悩んだ時はこの本に再びお世話になることでしょう。

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作者

唐木元(からき げん)さんが書かれています。

1974年生まれ。株式会社ナターシャ取締役。大学在学中よりライターとして働き始める。卒業後は事務所「テキストとアイデア」を開設、雑誌を中心に執筆・編集の現場に従事した。2004年より編集者として、ライブドア・パブリッシング、幻冬舎、KI & Company(ジーノ編集部)と3つの出版社に勤務。2008年、株式会社ナターシャに参加し、編集長として「コミックナタリー」「おやつナタリー(終了)」「ナタリーストア」を立ち上げた。2015年、社内向けの研修テキストをもとに『新しい文章力の教室』を上梓。

https://webtan.impress.co.jp/user/id/6176

月3,000本以上の記事をを配信するポップカルチャーのニュースサイト「ナタリー」で唐木ゼミと呼ばれる新人研修で伝えてきたことをベースにこの本を書かれています。

この本のテーマ

この本のテーマは「良い文章とは完読される文章である」ということです。

このテーマを達成するために何をすればいいかというスタンスで、
最初から最後まで書かれている本です。

面白い例で上がっているなと思ったのが「食べきれないラーメン」の例です。

「食べきれないラーメン」「ダメな文章」ということです。

ラーメンを食べきれなかった理由を想像してあげてみると

「多すぎる」「店内が不潔」「具がなくて単調」「味が濃すぎる」などがあがります。

食べきれないラーメンがなぜ食べきれなかったか、理由は結構出てきます。

ラーメンをダメな文章置き換えると次のようになります。

「文章が長すぎる」「誤字や用語が不統一」「繰り返しばかりで飽きる」「主張が強すぎる」

完読される文章ってどんなんだったかと見失いそうになった時は
「食べきれないラーメン」を思い出して下さい。

それでは本の内容に入っていきます。

最初は文章を書く前に準備して、そのあと文章をチェックして修正する。
チェックする箇所の具体例を例文とともに出してくれています。

「準備する」

何も構成がないまま文章を書こうとしても、
いきなり思いついたことを書くのって難しいですよね。

ここでは、文章を書く前に準備として構成を作る大切さが書かれています。

例にあがっているのは「プラモデル」です。

丸太からガンダムを作るのは難しいですが、

プラモデルのガンダムを作るのは簡単ですよね。

それは箱絵に完成図が乗っていて、パーツがあって、取扱説明書でどういう順番で作ればいいかがわかるからです。

文章も同じです。完成形が分かっていて、完成形を作る要素があって、それをどうやって組み合わせるかが分かれば書きやすいということです。

この本では文章をプラモデル化するために「構成シート」を作ることをお勧めしています。

構成シート
  • 書きたいことを書き出す(パーツをそろえる)
  • テーマを決める(完成形を示す)
  • 書きたいことの順番を決める(取扱説明書)

これを「構成シート」といいます。
「構成シート」を決めてから文章を書くとスムーズに文章が書けます。

最初は練習が必要ですが、トレーニングすると、頭の中で構成シートができるようになるはずです。

「チェックする」

文章チェックの第一歩は重複チェックです。

よくあるのが、「の」「では」「ので」「しました」です。

「の」でつないでしまったり、
文末が「しました」で終わっている箇所が3連続で続いてしまったり、

よく文章を見返すと結構やっているものです。

本の中では具体例として間違った使い方と正しい使い方が載っています。

おばさん三女会社社長は有名人です。

私のおばさんの三女が務めている会社の社長は有名人です。

このような感じです。

「不要な部分を削除する」

とにかく短く書けという教えがありますが、必ずしも正解ではありません。

この本では「身も蓋もないぐらいでちょうどいい」と言い切っています。

私は読者に伝われば文章の長さは関係ないととらえました。

ただ、初心者は不安や自信のなさで文章が長くなる傾向があるので、
余計な単語は削っていきましょう。

私は特にこれよくやってしまうのは次の2つです。

「が」や「で」で文章をだらだらつなげない

暑いの、待っているのも辛かったの、いったん家に帰ったの、到着が遅くなってしまった。

暑くて待っているのも辛かった。いったん家に帰ったら到着が遅くなってしまった。

翻訳文章で文章をながくしない

私は休みを取ることができるでしょう。

私は休みを取れるでしょう。

指示語は最小限に

コレナニアレなのよ

嫁が妊娠して金欠なのよ

便利な「こと」「もの」は減らす努力を

自分のことを理解することで、成長することができるようになる。

自分を理解すれば、成長できるようになる。

不要な部分は削って、あくまで完読される文章を目指しましょう。

まとめ

紹介したテクニックを77個も紹介してくれている本なので、

なぜ、自分の文章が読みにくいんだろうと悩んでいる方がいれば一度読んでみることをお勧めします。

では。

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